自由人

風が冷たい1日だった。

青空が見えるってだけでもよいではないか。と、思うことにする日本の冬。

曇り空が多いヨーロッパの冬に比べたら青い空を仰ぎ見る事が出来る毎日は恵まれている。

そんな今日、2人の自由人を見た。私が勝手に心の中で自由人と呼んでいるだけであるので、その方達がどんな方なのかは全く知らない。

「あ、自由人発見!」と、思わず心の中で呟いてしまったのは、今朝の駅のホーム。

時々見かける自由人だ。8-)

ホームで電車を待つ列に並びながらおにぎりを食べている若い女性。

カジュアルな服装なので学生かも知れない。

その後ろからおにぎりをほうばる様子を伺うだけなので、顔も見えないのだが、恥ずかしそうにする様子は全くなく電車が来るまで食べられるだけ食べている様子。:lol:

食べる様子があまりに自然なので、こちらも何となく見流している。

で、電車がホームに入って来ると、食べていたおにぎりをさっと上着のポケットに入れてしまう。素早い行動。

ホームに並んでいる時間、数分。急げばおにぎり1個食べることが出来るのかも知れない。

 

もう1人の自由人は帰りの満員電車の中ですぐ横にいた女性。

私の耳元で鼻歌を歌い出した。8-O

なかなかいい声をしていたので、迷惑行為というレベルには至らなかった。

でも、

満員電車だよ。

何故ここで?

自分の鼻歌、聴かせたいと思った?

自分の声がいいと思っているのかも知れない。

満員電車で余裕じゃないか。

自由人は周りなんて気にしないで生きていけるのだな。

 

自由人、誰もが出来るわけではないだろう。

電車を待つ列でおにぎり食べても見苦しくない人種ってそんなに多くはないからね。

鼻歌だって気持ち悪い声だったら睨みつけるぞ。

 

しかし、

時々電車の中で見かける化粧をする女性は自由人ではない。

と、思う。

私は、電車の中で化粧をする行為には不快感を抱く。

公共の車内で化粧をするという事には色々な意見があるだろう。

許容出来る派、大目に見る派、自分もする派、やめてほしい派・・・

通勤に時間がかかり朝化粧をする時間が無くて電車の中で仕方無く、なんて事情もあるだろうが、

そんなの言い訳。

化粧するって、洋服を着るのに似ていると思う。

自分に合う化粧をすることは、自分に合う洋服を着ることだ。

周りに対する身だしなみと自分に対する心構え。

着る服で気持ちが変わるように、化粧をすることで気分も変わる。

化粧するところって人に見せるものじゃない。

化粧って、ちょっと秘密なものだ。

公共の場でパジャマから洋服に着替える人はいないように、化粧だってちゃんと家でするべきことだと思う。

そういうことを堂々と公共の場でやっている若い女性を見かけると心が穏やかではいられないのだ。

 

周りを気にしない自由人、

時と場合によってはやはりNGだ。

 

本当の意味での自由人には憧れるけど。

嗚呼、なりたい自由人。

 

今日の一句

自由人 明日も何処かで 自由人

 

小説「時の朱色」掲載中 こちら→ http://iris-wildrose.com/novel