憧れの人は世界を旅した

昨日は雛祭りの日だった。とうの昔にすくすくと成長してしまった私は今では花よりだんご。いやいや、花だって大好きだけれど、買ってしまったのはやっぱりおだんご。お目当ては近所にあるおだんごやさんの桜餅。

小さな店内のショーケースの前で陳列の和菓子を覗いた。しかし・・・無い!桜餅が無い!あぁ、せっかく買いに来たのにぃ・・・と内心がっかり。1人いた先客は今支払を終えて包みを待っているらしく私はその背後をうろうろ・・・あぁ、どうしよう・・・やっぱり桜餅無い・・・うろうろしながら考えていると「・・・葉っぱが固くなってしまうかも・・・・」と店員さんが先客に包みを渡しながら言うのを聞いて、もしや!と思った。葉っぱと言えば桜餅ではないか!柏餅にはまだ早いものね。先客が店を出ると、「桜餅ありますか?」と、聞いてみた。すると「ありますよ」の答え。やっぱり聞いてみるものだ。店員さんは奥から桜餅を用意して来てくれた。やった!桜餅。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

久しぶりの桜餅。おいしゅうございました。:-D

お気に入りの皿と湯呑みで。ちなみに、皿は笠間で、湯呑みは西表島で買ったもの。どちらも陶芸家作。湯呑みはハイビスカスの絵。大量生産じゃないものって、よい。

そんな雛祭りの日、ふと思い出したのは、憧れの人。

女の子にとって大切なものの一つ、それは ”憧れ” である。

乙女心は今いずこ・・・な私にも、憧れの人はいた。好きな男という話ではなく、憧れの人、憧れの女性の事である。

小学生の頃、日曜の朝10時頃に放送していたテレビ番組『兼高かおる世界の旅』を毎週見ていた。

兼高かおるさんが世界を旅するショート番組であった。美人で颯爽とした兼高さんが色々な国を紹介するこの番組に心奪われた。

子供心になんとなくぼーっと見ていたのだが、ぼーっと見ながらも、兼高かおるさんはなんだかすごくて、とても素敵であった。

あれはまさしく憧れだった。その兼高かおるさんが最近徹子の部屋に出演され、徹子さんと当時を回想しながらエピソードの裏側等をお話しされていた。なんと兼高かおるさんは徹子さんの学校の先輩だそう。下級生の多くが兼高かおるさんに憧れていて焼き増しの写真スナップを持っていた、なんて話もあった。が、

アフリカか何処かで、ある民族の人からカミカミしていたチューインガムをほいと渡されて口の中へ入れてしまった話には驚いた。おっさんがカミカミしたガムである。それを自分の口に入れるのである。衛生的な日本で普通に暮らしていたらそれはちょっとまね出来ないことである。美人でカッコいい兼高かおるさんは、そんな驚きの勇気をお持ちであったのだ。

繰り返してしまうが、アフリカか何処かの酋長の様なおっさんがカミカミしたチューインガムを8-O 友好の為にまたカミカミで受け取れるような器の人でなければああいった素晴らしい番組は出来なかったのだろうな、きっと。

当時の兼高かおるさん↓ *画像はお借りいたしました。ありがとうございます。

「兼高かおる 世界の旅」の画像検索結果

 

 

番組のオープニング↓ *動画はお借りいたしました。ありがとうございます。とっても懐かしいです。

 

再放送にならないかな。再放送したらテレビを見ない私でもまたテレビ見ちゃうかもな。

 

憧れの人、もう一人。

それは、森瑤子。

さん、等は付けず、あえて、森瑤子、である。

彼女の小説を初めて読んだのは高校生位だっただろうか?もうすこし後だったかな?よく覚えていない。

森瑤子の文章の世界に惹き込まれた。森瑤子の何冊もの単行本を買い、彼女が亡くなってからは、本屋で見つからないものを図書館で見つけたりすると嬉しくなって懐かしくて借りて読んだりした。

流行作家等と言われた森瑤子の本を読んだ女性はあの当時きっと多かっただろう。

突然に逝ってしまった時は、ショックだった。

彼女の新しい作品を読む事が出来なくなり、しばらくした頃、与論島を訪れた。

彼女の別荘があり彼女のお墓があるのである。その家を管理しているという家のお嬢さんに偶然お会いし、お庭を見せていただいた。もうかなり昔のこと。

その与論島の家が今はカフェになり、彼女の旦那様が営んでいらっしゃるという!!

そしてなんと、軽井沢の別荘も同じくカフェになっていると!

心臓がバクバクである。

彼女の娘であるヘザー・ブラッキンさんのブログで知った。

軽井沢の別荘は一度通りかかったことがあり、と、いうか、通りかかりに行ってしまった。:oops: その赤い壁の家を目にした時の気持ちは言葉では言い難く、あぁ、ここが森瑤子の別荘・・・と、自分が入り込めない別世界が目の前にあるという現実になんとなく切ない気持ちになったものだ。

時は流れた。

ヘザー ブラッキンさんは、ホームスタイルコーディネーターとしてご活躍されている様子。そのブログの中で色々な素敵な暮らし方を紹介されている。

森瑤子、かっこよかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『デザートはあなた』という彼女の作品を元にしたテレビ番組を毎週見るのも楽しみだった。

鞠谷友子さんが可愛らしかったな。

軽井沢のカフェ、春になったら行ってみたい。

じわじわ熱いぞ、軽井沢。橋本不二子さんの画廊もあるのである。不二子さんの絵↓ お馴染みの方も多いだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今、憧れている人はいない・・・。だれか、憧れさせて~

憧れの動物ならいるのにな。

野生のエルクに会ってみたい。:-o

 

 

今日の一句

雛祭り 休みにな~れ as端午 :lol:

 

小説「時の朱色」掲載中 こちら→ http://iris-wildrose.com/novel