旅の記憶 … Memory of journey 

夕方、スーパーで買い物をしていたら、若い女性2人組の外人さんがいた。

もしや、ロッジに宿泊中?この町にあるキャンプ場に併設しているロッジ(以前はユースホステル)*前日の記事ご参照ください。

はるばる遠いところから日本に来ているのかな~?

そんな旅が懐かしくなり、古いものを引っ張り出してみた。20代の時にバックパッカーでヨーロッパを2か月1人旅した時に使ったもの。1992年版トーマスクックの時刻表。ヨーロッパの交通機関を網羅している。これ1冊手に持てばヨーロッパ中何処へでも行けてしまう優れもの。当時私はロンドンでこれを購入した。かなり使い込んだのでちょいとお見苦しいが。

本 古

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本 古 裏

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

6.95ポンドだったらしい。ロンドンからドーバー海峡を渡ってフランスのカレーに入った。

数年前に東京で2012年版を購入したことがあった。日本人向けなので日本語。

本 新

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2200円とある。やはりこちらで買うと高くなる。↓

本 新 裏

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1992年のヨーロッパ国際列車網↓

inter rail old

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2012年のヨーロッパ国際列車網↓

inter rail new

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

見ていて、ふと思ったのだが、2012年よりも1992年の方がルートが多い!この間、20年。ヨーロッパにも色々な事があった。1992年当時は通貨はユーロではなかったので、違う国に入るごとに銀行で両替していた。あぁ、懐かしい:-o

そして、もう一つ大きな違い↓

ユーゴ辺り違い

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

少し大きくして丸で囲ってみた。1992年当時↓ 赤丸の左側はイタリアだ。

ユーゴ 古

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2012年↓

ユーゴ 新

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1992年当時はユーゴスラビアが内戦で紛争をしていたのだ。イギリスでホームステイをしていた時のルームメイトがユーゴスラビアから来たソニアというちょっとワイルドな少女だった。お母さんが教師をされているとかで、ユーゴスラビアの美しい自然の写真集をホストファミリーにプレゼントしていた。写真集の自然は本当に美しくて、こんなに美しい場所で紛争が起きているなんて・・・と、思った記憶がある。

ユーゴスラビアは分裂して今では6か国となった。

  • スロベニア
  • クロアチア
  • ボスニア・ヘルツェゴビナ
  • セルビア
  • モンテネグロ
  • マケドニア
  • コソボ独立は承認国が今年7月で111か国との事。

 

 

そして今、旧ユーゴスラビアだった土地には、国際列車のルートも増えた。多くの人が知る美しい国々へと変わった。

実は去年、スロベニアを旅しようと思っていた。だが、難民の移動で列車の運休等があり、スロベニア入りが出来なかったのだ。近いうちに行くのだ。スロベニア、クロアチア・・・

 

1992年版の時刻表のある1ページ。スイスのバーゼル辺りに沢山印が付いている。列車の乗り換えでよく通ったのだ。

time table1

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、同じく、2012年版のバーゼルルートのページ↓ 停車駅は少し変更になっていたりするが、やはり同じ様な感じ。

time table 3

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

若かったので、各国のユースホステルを利用した。国内の会員証の表には顔写真を張り、住所、国籍、誕生日を記載する。

国際証1

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

改めて裏面を見ると、

会員証 裏

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後に、明るい世界を建設しよう、と、ある。:-D 世界を明るくしなければ。明るくしよう。いろいろあるけど、明るく~;-)

ユースホステル国際カード↓

国際証 2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

裏↓ いろいろ書いてあるが読んだ事はない :lol:

国際証 裏

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

宿泊するとスタンプを押された。

国際証 スタンプ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 沢山の思い出を作った20代のバックパックの旅。本当にいろいろな事があった。

 

満員の夜行列車の中で居眠りして補助椅子から落ちて、近くにいたおばさんに席を譲ってもらった。

使用していたユーレイルパスを車掌さんが理解してくれず、キセルだと思われて警察へ行かされそうになった・・・統一されて間もない当時のドイツ、東側の色がまだ濃かった。

ユースホステルで出会う若者達が夢を語るのを聞くのは刺激的だった。

スウェーデンの小さな町で1人の日本人旅女性と出逢い、一皿のジャガイモを2人で買って食べた時の美味しさが。うぅ・・・

イギリスの古いお城を改造したユースホステルに泊まった時、誰もいない部屋に何かを感じた・・・:mrgreen: いた・・・かも。

寝過ごして乗り換えをし損ねて、もう電車が無い駅を追い出された真夜中のマドリッド。そのマドリッドの公園で朝を待って夜明かし。(公園前には道路清掃車が道を掃除していて人の姿があり、ま、大丈夫だろうと緊張しながら寝ずの覚悟)そこへ南アフリカの黒い犬を連れたおっさんが来て(ビール缶持って)、身の上話をしていった。南アフリカから出稼ぎに来たが、大変~という話だった。

ローマのスペイン階段で、日本語ぺらぺ~らの男が寄ってきて、自分は国際機関で働く人間でなんちゃらかんちゃ~ら・・・とパスポートの様なものを見せられて話しかけられたが、何かが怪しいと感じ、即刻さよなら~した事があった。日本へ帰国してから、その男によく似た男が日本人女性6人だか7人をレイプしたというニュースをテレビで見て、驚いた事があった。

色々な人に親切にされた思い出も数多い・・・

 

1人旅は結構好きで国内外出かけるのだが、外国に旅する時は私はおしゃれをしない。もともとおしゃれな方ではないが、それに輪をかけて質素な服装になる。危険回避のため。じゃらじゃらアクセサリーなんて付けて一人旅なんてしていたら、お金があると思われるかも知れないではないか。私、持ってませーんアピール。 それから、自分の勘を頼る部分は大きいと思う。そこから発せられる何かに少しでも違和感を感じたら即そこから離れるのだ。もしかしたら、複数で旅するよりも1人の方が安全かも、とさえ私は思う。友達等と複数でいると、どうしても勘が鈍るのだ。何処かで余裕の気持ちになってしまい、危機管理が1人でいる時よりも半分になってしまう様な気がする。

20代のバックパックの旅、出来る事ならもう一度やってみたい。最高に素晴らしいからだ。あんなに素晴らしい旅を、誰もが体験するわけではないという事がとても残念。自分の足で自分の目で世界に触れる事は一生の宝物になる。しかし、もう無理。今は、アルコールも飲むし、夜はそれなりのホテルでぐっすり眠りたい。食事だって、当時の様な若者食ではいられない。やはりバッグパックの旅は若者の特権だ。

明るい世界を建設しよう。と、いう言葉、時々思い出そう。

 

今日の一句

旅心 思い出して 生きる旅

 

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